なにやら難しい名前なのですけど、簡単に言うと、首の後ろ側の筋肉の異常な緊張が原因となって、様々な症状を引き起こしている病気なのだそうです。
目次
症状
頭痛・頭重感、肩の凝り、手足の冷え、めまい・ムチウチ症・自律神経失調症・ストレス症候群・うつ状態・慢性疲労症候群・難治更年期障害など
そして、どのような症状が当てはまるか!
次の問診表は松井博士が考案し実際に使用しているものです。
回答してみて5以上は治療の適用、10以上は要治療、17以上が該当すれば重症であるということのようです。
- 頭が痛い、頭が重い。
- 頸(くび)が痛い、頚が張る。
- 肩がこる。
- 風邪をひきやすい。
- ふらっとする。メマイがある。
- 歩いていたり、立っている時なんとなく不安定。
- 吐き気がある。
- 夜、寝つきが悪い。目覚めることが多い。
- 血圧が不安定である。
- 暖かいところに長い時間おれない。(体温調節異常)
- 汗が出やすい。
- 静かにしているのに心臓がどきどきする。
- 目が見えにくい。像がぼやける。
- 目が疲れやすい。または痛い。
- まぶしい。または目を開けていられない。
- 目が乾燥する。または涙が出すぎる。
- つばが出やすい。または、つばがでない。
- 微熱が出る。(37℃台、時に38℃台も)
- 下痢をしやすい。(腹痛など胃腸症状)
- すぐ横になりたくなる。
- 疲れやすい。(全身倦怠)
- 何もする気が起きない。意欲がない。
- 天気の悪い日か、その前日、調子が悪い
- 気分が落ち込む。気が滅入りそうだ。
- 集中力が低下して、1つのことに集中できない。
- わけもなく不安だ。
- イライラして焦燥感がある。
- 根気がなく、仕事や勉強を続けられない。
- 頭がのぼせる。手足が冷たい。しびれる
- 胸部が痛い。胸部圧迫感がある。胸がしびれる。
原因
首の後ろ側の筋肉の異常な緊張
東京脳神経センターのサイトより
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
頭痛・メマイ・ムチウチ症・自律神経失調症・ストレス症候群・うつ状態・慢性疲労症候群・難治更年期障害など、これからの病気の大部分が同じ病気であり、つまり頚部後筋群の異常から起こっていることを松井博士が発見した。
これまではこれらの病気は薬で一時おさえの治療しかできなかったが、大部分の患者さんが完治することが分かってきた。指示通りに治療を受けた場合は改善率約95%、治癒率約70%である。
松井孝嘉博士が頚性神経筋症候群(Cervical Neuro Muscular Syndrome)という新しい疾患群を発見し、これが今までの医療の常識を覆しかねないと言われている。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
対策
問診票に記載されている質問内容は、不定愁訴を訴える患者さんに多く見られる症状がほとんどです。病院での治療では、頸部筋肉の緊張と圧痛を緩和する薬物療法,物理療法,鍼灸療法,温熱療法などを行うようです。治療例を見ると、1ヶ月位の入院加療をおこなうと高い確率で治せるとのことです。
そうは言っても、1ヶ月も入院している時間ないですよね(;^_^A
整体的にみると
整体やる人達は今までの経験から首のコリによりいろいろな症状が出てくることはわかっていました。ですがこれまで西洋医学ではそのことを認めていなかったんですね。
認めていなかったと言うか、西洋医学では画像診断がメインで、画像に映らない症状(筋肉のコリなど)に対しては治療の対象ではありませんでした。
首が緊張・凝ってる人は、背中、腰、さらに下半身も緊張したり凝っていると思われます。でも適切な施術をすれば改善していきます!こんな忙しい毎日だからこそ、首のこり対策も含めた定期的なメンテナンスをお勧め致します。
問診票にこれだけ項目があれば大概の人は10個くらいすぐに当てはまると思うのですが(;^^)
コメント