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あなたの足の爪こんなふうになっていませんか?
それ、爪水虫かもしれません。
爪水虫は正式には爪白癬(つめはくせん)と呼ばれる感染症です。
人の皮膚の角質を栄養として生きるカビ(真菌)で足におきる水虫と同じ白癬菌(はくせんきん)が足ではなく爪に感染することでおこります。
感染症なので人にうつります。
爪水虫は誰でもかかる!
爪水虫は年配男性の病気と思われがちですが、男女比でみても男性6:女性4と男女間でもほとんど差がなく、子どもや10~20歳代の若い方もかかります。30歳代くらいから年齢が上がるにつれて増加傾向にありますが、子どもからお年寄りまで年齢や性別にかかわらず誰でもかかる感染症です。
当院では巻き爪補正や爪ケアをおこなっていますが、事前のカウンセリングやご相談に来られるお客様の中で爪水虫の疑いのある方がやはり10人に1人くらいはいらっしゃいます。 (カウンセリング・ご相談は無料です。お気軽ににどうぞ。)
爪水虫をはじめ、爪が病気になってしまっている場合、当院では巻き爪補正等はできません。 疑いあるお客様にお伝えするのは大変心苦しいのですが、一度医療機関を受診されるようお願いしています。
仮にクライミングジムなどの屋内共有スペースに10〜20数名ほどの利用者いた場合、統計的には少なくとも1〜2人の方は爪水虫になっている可能性があります。
くどいようですが、爪水虫は感染症です。
爪水虫の本当の怖さ(厄介さ)は?
爪水虫は通常、爪に神経が無いため特に初期の段階ではほとんどの方が痛みやかゆみなどの自覚症状がありません。ご自身でもなんとなく爪の色や変化が気になっていたとしても、爪水虫(水虫)は不衛生というイメージからか人に相談することを躊躇してしまったり、”痛みもないし病院までいかなくても、”と放置してしまうことが少なくありません。
しかし、侮ってはいけません。
爪水虫が自然に治ることはほぼありません。
放っておくと、爪がボロボロになる・剥がれる・痛みが出るなど、重症化すれば合併症などの重い細菌感染症を発症して歩行に支障をきたし入院を要するような大変な事態になる事もあります。
爪水虫の怖さ(厄介さ)は爪の変色や痛みだけではありません。
もっとも怖い(厄介)なのは、”人にうつしてしまう”ということです。
普段から同じ家で生活を共にする家族はもちろん、先述したとおりクライミングジムやスポーツジム、ヨガ・バレエスタジオなどの屋内共有スペースの中でうつしてしまう、たとえ双方が靴下を履いていてもうつってしまう可能性はゼロではありません。
そして、もうひとつ。
もちろん症状の程度にもよりますが、爪水虫の治療期間は一般的に約1年~1年半かかると言われています。
”え?そんなに長い期間かかるの?なんで?”
答えは、
人の足の爪は生え変わるまでに12ヶ月〜16ヶ月ほどかかるからです。
爪水虫の治療は新しい健康な爪に生え変わり、さらに白癬菌がいなくなった状態を「完治」したと判断されます。
一見、爪がきれいになったように見えても、実は白癬菌が爪に残っている場合があります。 自己判断で治療を中止せず、医師の指示があるまで治療を続けましょう。
いかがでしょうか?
重症になればなるほど治療には長い期間が必要となります。本当に厄介ですよね。
さらに、それに伴う治療費も診察料のほかに定期的に行う血液検査料やお薬代なども必要になります。
あくまで概算ですが、健康保険3割負担の方で内服治療の場合、自己負担分の金額は約1万〜2万円強はかかるようです。
それでも、まずは受診を!
爪水虫が放置されてしまう理由。
気にはなっているけど、
・痛くないし、
・水虫ってちょっと恥ずかしいし、
・治療期間が長いと聞くし、
・治療費もけっこうかかるし、
そのような理由で病院へ行く事を躊躇している方、少なくないのではないでしょうか?
しかし、ここまでお伝えしたとおり放っておくと重症化したりや人に移してしまうこともある爪水虫。
巻き爪や爪ケアをおこなう立場としても爪水虫の疑いがある方は1日でも早く皮膚科の診断を受けていただきたい。それでもまで躊躇しているあなた。まずは病院に行かずに気軽の申し込める「治験モニター」などを利用してみたらいかがでしょうか?
治験モニターの募集内容詳細はこちらからどうぞ↓
こちらの募集は全国で幅広く治験や健康食品・化粧品などへのモニター参加者を募集している信頼と実績のある「ぺいるーと」という企業がおこなっている募集のようです。
冒頭の爪の画像とご自身の爪を見比べて、もしかしたら、、と思ったあなた。 重症化する前にそして、人にうつしてしまう前に、なるべく早めに対処することが大切です。
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